監督が変わるということは

J2に降格するクラブ(特に柏レイソル東京ヴェルディ)では監督が代わるだけではなく、沈没船から逃げ出すネズミのように主力選手の流出が目立ちます。我がアルビレックス新潟も柏さんから矢野貴章永田充の2名を完全移籍で獲得することが出来ました。ところがJ1に残留が決まったアルビも、反町監督が退任し元モンテディオ山形鈴木淳監督の就任が決まると、主力ベテラン選手の他クラブへの移籍が続いています。
山口がFC横浜へ完全移籍、木寺が契約満了となりサンフレッチェ広島へ完全移籍、森田が大宮アルディージャに完全移籍、そして上野がレンタルでサンフレッチェ広島へ移籍することになりました。その他、桑原、高橋、末岡が契約満了となっています。ベテラン勢の移籍・契約満了が目立ちますが、これは若手育成型へのシフトと考えてもよいのでしょうか。反町色の強いアルビ、特にベテラン勢は鈴木新監督にとって非常に扱いにくさを感じさせるのかもしれません。新監督が自分のカラーを出しつつクラブを育てていこうと考える際には避けて通ることが出来ないのかもしれませんね。
ただ16日の会見まで新監督の方針などが一切サポーターに届けられないというのは、フロントの仕事として疑問が残ります。クラブの方針が明らかにされないまま移籍していく選手ばかりが発表されるというのは、サポーターの精神衛生上によくありません。アルビのフロントはドSなのでしょうか。
それにしても昨シーズンの背番号1・2・3・6・7・8・11がクラブを離れてしまうとは・・・。ここだけ見ると降格するクラブと変わりがないような気がしてしまいます。

獲得戦力比較

相馬、ワシントン、黒部、小野。

マグノアウベス、明神、播戸、手島、加地。

矢野、永田、(中原)、(シルビーニョ)。
う〜む、今年の結果を見なければわかりませんが、ビッグクラブとの差を感じますね。