昨日は出産以来40年ぶりの入院ということでかなり精神的にナーバスになっていた母ですが、午前中に病室を訪ねると随分と落ち着いた感じ。鎮痛剤を服用したおかげで割と睡眠が取れたらしく、食欲も少しは出てきたようで安心しました。トイレなどの移動に関しては、基本的に本人自身で頑張ってもらうのが病院の方針ということで、ベッドから起き上がり、歩行器を使ってトイレにいって戻ってくるまで、看護師さんは見守るだけで手伝ってはくれないそうです。基本的にはそれでよいのですが、患者が勘違いして「見ているだけで手伝ってくれないのなら呼ばなくて良い」と一人だけで行動しようとすると転倒事故が多くなります。これは矛盾していることのようですが、入院時のほうが家庭で家族に見守られて行動するよりも転倒の危険性は高いので、私も母親には必ず看護師さんの目のある所で行動するようにと注意してきました。骨折を直すつもりで入院した病院で転倒し、別の場所を骨折するようなことがあっては本末転倒ですからね。
