情熱大陸

女優・小西真奈美をクローズアップ。映画「UDON」の撮影、写真集の撮影に密着し彼女の魅力に迫る。優れてアイドル的なビジュアルをもつ女優である彼女、ノーブルなビジュアルに加えて実年齢的にギリギリ認められる声の可愛さという生まれつきの才能。写真集はデビューから6年を掛けて撮り貯めてきた3万カットから選びすぐり、生涯1冊のものとして作っている。彼女のように人気のある女優にとって、写真集を生涯最初で最後の1冊に限定することは事務所の商売的にはマイナスでしょうが、それを認めさせる彼女の強い意思と写真集の仕上がりに賭ける熱い想いを感じさせられます。幼い頃の写真はないという彼女、紹介された少女時代の文章には虚無感・虚脱感が漂い重いものがありました。カンヌで赤いドレスに身を包み映画「UDON」のPRに立っていた彼女の目にはレッドカーペットはどのように映っていたのでしょうか。
映像がハイビジョンフォーマットでないことがひたすら惜しまれます。
小西真奈美写真集 「27」