アルビレックス新潟所属の鈴木慎吾選手の大分トリニータへのレンタル移籍とディビッドソン・純・マーカス選手のヴィッセル神戸へのレンタル移籍が発表されました。リーグ最少のメンバーで今期を闘っているアルビにとって２人もの選手の移籍は期限付きとはいっても大事です。特に鈴木選手に関してはアルビの顔といってもいい選手だっただけにビックリしましたが、今期のチームには今ひとつフィットしていない感じがしていただけに仕方のないことなのかもしれません。当初は身体のコンディションが整っておらず、満足の行くパフォーマンスを発揮できずにいたようですが、その後は体調も万全になったようだとあるルートから聞かされていただけに、坂本選手とのコンビネーションがばなかなか上手くいかないのを見てイライラさせられることもありました。今年のアルビの闘い方の基本であるビルドアップしつつ攻め上がる形よりも、鈴木選手の場合は堅守速攻のカウンターに向いているようですので、彼にとっては本来の力が発揮しにくかったのかもしれません。大分ですぐ先発として活躍できるという保証もないでしょうが、チームの残留の決め手となるような活躍ぶりを見せてほしいものです。マーカス選手の場合は一度もピッチでの姿を見ることなく別のチームに送り出すのは残念ですが、ぜひ神戸で一皮剥けた存在となって戻ってきていただきたいですね。そして２人の抜けた穴を埋めるべく行なわれる補強がどのような形になるのか期待しつつ待ちたいと思います。（いくらなんでも補強なしということはないと思いますので）
