人気マンガの罪と罰(サイゾー10月号)

今月号のサイゾーでマンガの特集を組んでいました。その中で2005年に末次由紀が他の漫画家の絵をトレースした事件について触れてマンガの著作権問題について考察を加えていましたが、その前にもっと大騒ぎとなったはずのマンガ原稿流出事件については全く触れられませんでした。やはり、当時キチンとマンガ業界全体の問題としてけじめをつけるに至らなかった弊害が現れています。おかげ事件は完全に風化してしまい、マンガの著作権に触れる記事にも取り上げられることがなくなってしまっているのですね。いささか寂しさを感じてしまいます。