モップガール 第7回

環(渡辺夏菜)って高校生でリトル・エンジェルはバイトだったとは初耳でした。今回は桃子(北川景子)の高校潜入編。名門・有望台高校のイケメン3人組"トリプルスター"のひとりで、一番人気の尾関ヒカル(山口翔悟)の彼女だった女子高生・佐伯亜衣(尾高杏奈)が金属バットで殴り殺される。亜衣の遺品のプリクラに触れた桃子はいつもの如くタイプリープし、大友(谷原章介)を丸め込み、事件を阻止するため有望台高校へ潜入するのですが、いつからか大友を丸め込むことが「あの作戦」になっていたんですね。高校への潜入方法が女子高生のコスプレかと思ったら女子中学生のコスプレとはセーラームーンのコスチュームよりも無理があります。大友と共に高校に潜入した桃子は、亜衣のグループが化学教師・小泉乙彦(村杉蝉之介)を盗撮をネタに強請っていたことを知りますが、一方で亜衣に妊娠のことを告白された尾関にも亜衣を殺す動機が存在することを知ります。事実は諸悪の根源が亜衣に存在することを教えてくれますが、亜衣を襲ったのは尾関に恋愛感情を持ってしまった保健教師の沖須美子(猫背椿)でした。亜衣は彼女をも攻撃していたため殺意を抱くに至ったわけです。そうかといって尾関が須美子の元に走るというのも考えられない展開ですがこのドラマならではということでしょう。今回はひねりを考え過ぎてムリムリな展開になってしまったという印象です。ラストで大友の昔の彼女(堀まゆみ)が幼き日の桃子を救って亡くなった女性であったことが明らかになりますが、過去のエピソードがドラマの雰囲気を重くしていきそうですが、このドラマの面白さは桃子の突き抜けたような明るさの表現(表情・行動)に負う部分も大きいと思いますので、上手くバランスをとった展開に期待したいものです。