篤姫 第17回

篤姫宮崎あおい)の徳川家への輿入れがようやく決まりますが、将軍・家定(堺雅人)は篤姫に対して一向に関心を示そうとはしません。そんな折に薩摩から尚五郎(瑛太)が江戸に到着し、斉彬(高橋英樹)の勧めに従い蘭学をはじめとする勉学に励みます。数ヵ月後に小松清猷(沢村一樹)が琉球で病没したとの知らせがもたらされ耳を疑う尚五郎に、斉彬はお近(ともさかりえ)と夫婦になって小松家を継いでほしいと縁組の話を切り出しました。突然の話に呆然としながらも縁組を受け入れた尚五郎の胸中を察した斉彬は、篤姫との面会の場を設けます。碁盤を挟んでお互いの近況を語らう二人でしたが、この二人の関係が今後どうなっていくのか、篤姫が大奥に入ることで全く関係が途絶えてしまうのか気になります。お近と夫婦になることを篤姫に伝えることが出来なかった尚五郎ですが、男女の関係を越えた真の友のような存在としての関係が描かれていくのではないでしょうか。