sabra 6月号

綾瀬はるかはグラビアアイドルとしては過去の人ですが、女優グラビアとしては十分に見れる仕上がりです。特に今回のものはサイボーグの役回りということで無表情の中に表情を見せているところが見事です。
出雲阿国はグラビアでも芸人魂を見せてしまっていますが、まずはきちんとしたグラビアに挑戦して欲しかった。その上で崩しを入れていけばよかったのでは。
福島和可菜自衛隊出身という肩書きを外したらどうなるのでしょうか。デビューして随分経つのですから、そろそろ肩書きに頼らずとも業界に残れるようなものを見つけなければいけない時期にきているのではないでしょうか。
佐野夏芽も名前のようには目が出ないうちにエロ系へのベクトルが明確な仕事が多くなってきました。仕上がり自体は悪くないと思いますが、表情を見ると覚悟ができているような印象がないので心配です。
多岐川華子は仕事が楽しくて仕方がない時期ではないでしょうか。まあ、グラビアに頼る必要のない立場にあるので将来的な不安はないのかもしれませんが、屈託のない笑顔が佐野夏芽とは対照的です。
佐藤里香はこまっしゃくれたチョイと生意気の入った感じの表情が魅力的。彼女の個性として活かしていければいいのではないでしょうか。
時東ぁみはDVDに収録された映像のほうが魅力的。カットでの表現になるとメガネが自然にフィットしている感じがしません。
松井絵里奈は大開脚ポーズが多いのにエロさが感じられないのは不思議。メイクバリバリな感じなのに印象的にはナチュラルというのもまた不思議。
木口亜矢佐藤和沙の同事務所コラボはもう満腹といった感じ。お互いの個性を潰しあっても意味がないのではないでしょうか。
付録DVD収録のメイキングは愛衣、森下悠里滝沢乃南神楽坂恵村主千香甲斐麻美時東ぁみ木口亜矢佐藤和沙松井絵里奈佐藤里香。愛衣は表情に幼さは残るものの少しずつボディとのバランスが取れてきたような印象。成長が感じられます。森下はオフショット時のナチュラルな雰囲気と撮影時の淫靡な雰囲気のギャップが大きい。表情がそれほど変わっているわけではないのがなお凄い。滝沢はグラビアだと近寄りがたい雰囲気がありますが、オフショットは非常に愛嬌があって親密感を感じさせます。神楽坂はやはり大人っぽいというかそれなりに加齢感を感じさせるビジュアルと雰囲気。横パイの映像が迫力あり。村主はアイスリンク上でのフィギュアの映像なので評価しにくい。甲斐のようにボロボロの水着を着てくれるのは嬉しいのですが、露骨に2枚重ねがわかってしまうと興醒めです。他の4人(組)は今号のグラビアからの撮って出しといった感じで時間短めです。