いきなり作り物であることがまる分かりの骸骨が登場して興醒めしてしまいますが、それについては製作者側に「ＢＯＮＥＳ」を見て復習してもらうとしましょう。今回は記憶障害の優（佐藤健）が姉・純（木村多江）の婚約者・木下を殺害した容疑で逮捕されるのですが、優の犯行ではないと考える丹原（香川照之）が、仕方なく自ら九十九（木村拓哉）の助言を求める様が可愛らしく描かれています。科警研のメンバーとやっていること、装置の全てが胡散臭さたっぷりなもので、九十九の脳科学者としての活躍もいまひとつと消化不良なドラマです。その上今回は一話でまとめることができずに次回回しということで、海外ドラマの縮小再生産のような内容には困ったものです。
