Negiccoの現場(私たちの現場)を大切にしよう。

AKB48の握手会会場における事件について、AKB48の握手会の現場について何も知らない私が知ったかぶりをして語ることは何もありません。しかしながら推しているNegiccoの現場については少々述べさせていただくことをお許しいただきたいと思います。
まず最初に、今回の事件はAKB48だから起こったと言えるような特殊性のあるものではないと思います。規模の大小はあるにせよ、あらゆるアイドルのイベントの現場で起こりうる問題であるという認識が必要ではないでしょうか。実際、Negiccoに関してもつい先日のことを思い出していただきたいと思います。5/11の古町どんどん7番町ステージでのことです。アンコールの「トリプル!WONDERLAND」を歌っている最中に酔客の男性が、Nao☆ちゃんに円盤型の風船を渡すという場面がありました。その後さらにぽんちゃに渡そうとしたところで、マネージャーの熊倉氏によって押しとどめられ排除されたということなのですが、この時に万が一この男性が害意を持って近づいていたらと思うと実に怖ろしいことです。もちろん今回の事件のこともあるので、今後は近づくという行為すらも許されることはないと思いますが、握手会に限定することなくアイドルのイベントには常に危険は存在するのです。ここで気を付けなければいけないのは、行動する側が害意をもって実行しようと思えば、その行動を起こすことを防ぐのは困難だということです。持ち物検査等を徹底し、危険物をどんなに排除しようと、自らの肉体を凶器にできる格闘技の有段者が危害を加えようと考えれば、それを阻止することは困難です。
私は推しているアイドルが安全に安心してアイドル活動できることが一番だと思います。したがって、アイドルが少しでも握手会などのファンとの接触イベントに、恐怖感ならずとも違和感を感じるようであれば、そのようなイベントは成立しないと考えて良いのではないでしょうか。アイドルがファンとの接触や会話を本当に楽しみにして、それが活動のモチベーションとなるというのであれば実施する意義はあると思うのですが、そうでなく義務感から行うというのであれば実施の必要はないと考えます。
Negiccoに関していえば、握手会は基本的にオープンなスペースで実施され、多くのネギオタ達の衆人環視のもとに行われることが圧倒的に多いと思います。一般的にネギオタは他のアイドルのファンと比較すると、年齢層も高く紳士的であるとされていますが、どんなところにも例外は存在します。前述した古町どんどんの酔客もその一例でしょう。そこで、ステージと観客との距離を多少なりとも取り、できるだけ高低差もつける(これは後方のファンにとってもありがたい)。その上で、不審な行動の見極めと阻止行動は見切り発車でも構わないので早めに行うことが必要でしょうし、周囲のネギオタも不審な行動に気付いた場合のスタッフへのアピールはしっかりと行わなければいけないでしょう。Negiccoの活動規模を考えた場合、これ以上は対処できないと思いますし、これで不十分だと考えるならばイベント自体の開催は不可能なのではないでしょうか。
私個人は在宅派のネギオタなので接触は必要条件ではありませんが、握手会等が不要という認識はありません。あくまでもNegicco自身の握手会等に対する想いそのものが大切なのだろうと思います。ただ、今後の彼女たちのステップアップを考えた場合、それに伴って増えるであろうファンへの対応を含めて、握手会等の運営方法を熟考する機会ととらえて、運営・ファン含めて良き方法を模索できればよいのですが。
私もNegiccoのステップアップに必要と考えられることも含めて、この日記で提案出来るものは提案していきたいと考えています。

※この記事はなんくいさんのBLOG皆さんにとっての「大事な現場」を守るために: ドレミファソランドに触発されて書いたものです。