母親が退院しました。

昨年暮れに誤嚥性肺炎のため入院していた母親ですが、ありがたいことに順調に回復し、今朝無事に退院することが出来ました。昨年暮れの入院の際には肺炎と診断され、肺炎といえば日本人の死因第3位と言われていたので非常に心配したのですが、入院した次の日から咳もしなくなって顔色も良くなり、全く心配のないほど順調な回復を見せ本日の退院が許可されたのです。
しかしながら肺炎の原因が誤嚥にありということで、退院を前にして昨日は栄養指導という名の食事のとり方の指導を受けました。今後の食事は誤嚥を避けるため主食のご飯はおかゆにして、おかずは刻むか潰すかしてとろみを付けたもの。飲み物についても同様にとろみの付加が必須ということでした。食事に関しての手間は倍加してしまいますが仕方ありません。早速昨日中にとろみを付加する顆粒のパックや介護用スプーンなどを購入してきました。
本日退院して帰宅後は、ケアマネさんデイサービスの担当者、へルパーさんの代表、介護器具のレンタル業者さんに集まってもらって、今後の介護サービスの組み立てについて打ち合わせを行いました。私自身が母親と同様の難病を発症してしまったこともあり、今後の介護活動については自宅での生活を基本とはするものの、ヘルパーさんやデイサービスに頼らなければならない部分も多くなるでしょうし、誤嚥させないように食事についても変更を徹底していただかなければならず、その点を中心にしてご相談させていただきました。
これからまた母親と二人での老々介護生活が再開するわけですが、様々な方の助けを借りながら穏やかな日々を少しでも長く過ごしていければと思います。