星海銀の自分語り 第2回―Negiccoはジャパニーズポップスを中心とした才能のハブである その4―(その2)

アップルリトルパフォーマーズのオーディションを通過してスクールに通うようになった第1期生は、男子3名、女子35名の計38名でした。レッスンは10月からスタートし、週1回、日曜日に2つのグループに分かれて午後1時半から、ダンス、演技。さらに6チームに分かれてボーカルレッスンをそれぞれ1時間、計3時間のレッスンが行われました。当初はアップルアートカレッジの施設を借用していましたので、スクール生は通ってくると、私もいる事務局に寄ってネームプレートを受け取って、レッスン会場である最上階のホールや、地下のスタジオ、または教室に向かいます。ボーカルのレッスンは5、6人の少人数制で基礎を固めるボイストレーニングからスタート。ダンスレッスンはストレッチから始まって後半は振り付け指導まで。演技のレッスンは舞台知識、発声・活舌、台本の読み合わせ、アクション指導など。演技指導は劇団ミュージカルシアターMIMICO主宰のたむらみみこ氏、ダンス指導は当時芸能プロダクション・クーロス所属でその後ダンススタジオルチルでジャズダンスの講師をしていた安伶氏、ボーカル指導は現在地元の音楽スクール・あぽろんミュージックスクールでボーカル講師を務める長谷川康充氏が担当していました。そしてレッスン開始から3か月後には、歌とダンス、お芝居の2つのプログラムで家族限定の発表会が開催されそれぞれのレッスンの成果を見せてくれました。当然Nao☆ちゃんとぽんちゃもこの中に加わって頑張っていたわけですが、まだまだ年少チームだったため、私の目に印象的に映るパフォーマンスは発揮できずにいましたが、かわいらしさ、愛らしさという点では十分に発揮できていたのではないでしょうか。