今週は残念ながら海外アーティストのみの紹介になります。
イギリスのベテラン・プログレッシブロックバンドJethro Tullの最新アルバムから。フルートの調べから、ストリングス、ヴォーカルへの流れが見事な調和を聴かせてくれます。
元ジェネシスの創設メンバーで、ギタリストのAnthony Phillipsの１９９０/２０００年代期に発表されたGENESISおよびソロ作用に用意されたデモやAlterate Mix等の貴重音源から編纂された発掘コンピ２作品をまとめ、さらに近年までの未発表発掘音源まですべて合わせて101曲を収録したデジタル・リマスター５枚組CD BOXから。
イギリスの中堅プログレッシブロックバンドの雄Big Big Trainの最新アルバムから。前作からわずか半年という短いスパンでの発表で、先日事故で亡くなったDavid Longdon(vo)も参加しています。
イギリスのArchiveはエレクトロニック、トリップホップ、アバンギャルド、ポストロック、プログレッシブロックに及ぶ幅広い音楽を聴かせてくれますが、最新シングルはヴォーカルハーモニーを聴かせるタイプのポップでハードなナンバーです。
Ayreonで有名なオランダのArjen AnthonyLucassenのサイドプロジェクトStar Oneの最新シングルは、彼らにしてはかなりポップな展開です。
ドイツのアンビエント音楽界の巨匠Roedeliusと、アメリカのアンビエント音楽界の巨匠Tim Storyとの最新アルバムからのシングルカットは、ピアノソロに聞こえますが、音源をやり取りしながら二人で録音したものだそうです。
デンマークのプログレッシブメタルバンドVOLAの最新シングルは、ライブでの収録曲なのでかなりワイルドな演奏といった感じの印象です。
スペインのインストルメンタルバンドというか、普通にプログレッシブロックバンドといえるToundraの最新アルバムから４曲目。アルバム収録曲の過半数が紹介されたことになります。この曲も見事な構成美を聴かせてくれます。
アメリカのプログレッシブメタルバンドのレジェンドDream Theaterの最新リリースアルバムは、公式ブートレグ・シリーズの第６弾、デビュー前のデモ音源集から２曲目。先に聴いている完成形との違いがはっきりと判るのが面白いです。
アメリカのニューエイジ系の巨星David Arkenstoneと前妻Diane Arkenstoneによるコラボの最新シングル。ひたすらハープの音色が美しい。
オーストラリアのDead Can Danceの最新アルバム、イタリアはミラノでの２００５年のライブ盤からとどまることなく８曲目。壮大な広がりを持ち、歌いあげるヴォーカルが調和した美しい曲です。
