私をネギーに連れてって2023(12/2-3)レポート その1

Negicco-llection 2003-2023

4年ぶりの開催となった「私をネギーに連れてって2023」に参加してきました。今回も新潟駅発の貸し切りバスツアーを利用させていただきました。
予定より少し遅れて10時10分に新潟駅南口をスタートした貸し切りバスは1台。乗客は19人でした(4年前は17人)でしたが、バスツアーは女性が多いですね(バスツアーだけでなくネギー自体、女性の割合が多くなっていました)。北陸道・関越道経由で苗場プリンスホテルの到着したのは13時少し前でしたが、風にはためくNegiccoの旗が出迎えてくれました。雪は少し降った跡はありましたが積もってはいませんでした。Negicco法被姿の従業員さんも、館内放送のNegiccoライブ映像もいつものように(最早いつものようになんです)出迎えてくれました。フロントでのチェックイン手続きはなく、2日目のコンサートチケット交付デスクで、持参した初日のチケットを見せて2日目のチケットを頂くと、指定されていた部屋に直接移動して入室したのですが、テーブルの上にカードキーと参加者プレゼントのオリジナルグッズが置かれていました。


部屋はいつものようにツインルームで広さも十分。テレビをつければNegiccoのライブ映像が放送されています。スマホを確認すると問題なくホテルのWi-Fiに接続が完了していました。まさにホームに戻ってきた感じです。荷物を置いてまずは昼食へ、レストランでこれまたいつものメニューからたれカツ丼を選択。ネギーで唯一リゾートホテル価格を感じるのが、この昼食と自販機の飲み物なのですが、言い換えればこれぐらいしか高いなと感じる価格設定がないのです。
食後は再び部屋に戻ってコンサートまで体力温存に努めましたが、館内放送のNegiccoライブ映像(私をネギーに連れてってin online 2020)のおかげで退屈することはありませんでした。


初日のコンサートは17時開演ということで、開演30分前には部屋を出てブリザーディウムへ向かいます。脊髄小脳変性症のおかげで、歩様がまともでなく移動には時間が掛かってしまうんですが、距離があるだけでなく結構なスロープが2か所もあり、行きは上り、帰りは下りとしんどい思いをさせられました。会場の座席はかえぽサイド(左側)後方でしたが、ありがたいことに一番通路寄りで、スタンディングできない私にはうれしい座席でした。


※初日セットリスト
永田こーせー(Sax)、米所裕夢(Tp)、前田大輔(Tb)、sugarbeans(Pf)
01. お久しぶりです・お元気ですか
02. Tell me why?
MC
03. パジャマ・パーティー・ナイト
04. ル・ルーラは愛の言葉
05. 二人の遊戯
06. Do-De-Da~Trimondo Negimina~
MC
07. Sneakers!!!
08. RELISH
09. Negiccoから君へ
MC
10. 午前0時のシンパシー
11. 江南宵唄
12. ノスタルジア
13. 土曜の夜は
14. おやすみ
MC
15. 私をネギーに連れてって
16. 光のシュプール
17. I LOVE YOUR LOVE
Enc.
18. 私をネギーに連れてってII
19. さよならMusic

3人の歌声は安定していて楽しめたのですが、PAの調子が今一つで、特にベースの音が歪んでしまって、ブリザーディウム内が音鳴りしてしまっていたのが残念でした。スタンディングが出来ず、ステージが見えないので、なおさら残念に思ってしまいました。ちなみにトランペットの米所裕夢さんは今年が初参加でしたが、サポートミュージシャンたちによる演奏とパフォーマンスが、いつもネギーを一段と盛り上げてくれます。曲間のMCも進歩が如実で、グダグダになりかけてもちゃんと全てに落ちがあるのが凄い。また。Nao☆ちゃんの芸人ギャグのカバーが大幅に減ったのも特徴でしょう。それだけMCそのものの水準が上がっていたのです。ある意味恐れていたのですが初日は「圧倒的なスタイル」を歌いませんでした。せめてラインダンスぐらいは参加しないとなと考えていたので、いささかホッとしました。


コンサート終了後はネギーの楽しみのひとつである夕食です。初回のネギーから評判の高い夕食だけに、年々宿泊参加者の増加にも貢献しており、そのために非常に混みあってしまうという弊害も生じてきて、今年はコンサートの時間が押してしまったということもあって、宿泊フロアごとの入場制限をしたにもかかわらず、レストランへの入場を待つ人がワンフロア下まで続く長蛇の列となり、30分以上並ぶという驚きの展開となりましたが、スタンディングがしんどい私には一番きつい時間となりました。それでも小刻みに列が進んだことで最小のストレスで夕食を摂ることが出来ました。こんな状態でも穏やかに並んでいたネギオタを誇りに思います。しかしながらこの状態が正常であるとは言えませんので、来年以降の開催の際には対策が必要だろうと思います。

 

夕食後はブリザーディウムでのNight Party(DJ)とくま居酒屋が並行開催されるのでせっかくのブッフェ形式の夕食でしたが、スタート時間を既にオーバーしていたので、掻き込むような感じで食事を終えて、くま居酒屋へと移動しました。Night Party(DJ)の方は基本スタンディングスタイルなのでパスしたのですが。ゲストとしてRAMライダーさんが参加されていたそうで、こちらの盛り上がりもなかなかだったようです。くま居酒屋に到着するとステージの前にある大きなテーブルの席に座りました。すでに会長の熊倉さんとギターの坂井さんによるライブが始まっていましたが、まだまだ客はまばらでしたので特等席をゲットです。熊さんのブルースヴォーカルが絶好調で、○○な女のフレーズを絡めて15分以上歌っています。坂井さんのギターの相変わらず切れの良い演奏を聴かせてくれます。気が付くと客の数が増えていて、最後方の席では米所裕夢さんと前田大輔(まえっち)さんがまったりと酒杯を交わしていました。それを目ざとく見つけた酒井さんが当然のようにステージにいざないます。即興ブルースカルテットの結成でした。米所さんのトランペットとまえっちのトロンボーンの即興ソロを聴けたのは本当に幸せでした。昨年までは10時半を過ぎるとホテルのスタッフから柔らかなストップがかかっていたのですが、今年はそのリミッターも外されて熊さんが酔いつぶれて寝てしまうまでということで、その後米所さんとまえっちが逃げるかのように退出した後は、「スタンドバイミー」「サンシャイン日本海」をブルージーに熱唱するとともに、ブルースハープの腕も聴かせてくれました。さらに「圧倒的なスタイル」を「だらしないスタイル」で歌うという芸を見せ、先に終了したNight Party(DJ)から流れてきた人で入り口付近が黒山のような人だかりになる現象を経て、0時過ぎに終了するという充実したくま居酒屋となりました。くま居酒屋のことに一番字数を使ってしまいましたが、私にとってくま居酒屋はコンサートと同等の存在になっていますのでお許しを。

 

心は充実しながらも疲れ果ててしまった体を引きずりながら部屋に戻った私は、SNSを軽くチェックしてベッドに倒れ込み、幸せに浸りながら眠りにつくのでした。
2日目については明日書き込みたいと思っています。