漫画原稿流出事件

 まんだらけの目安箱によると、私は「あまり頭のよくないと思われる一般人」にあたるようです。
荒らしの問題を避けるために、管理者によるチェックを経た上で掲載するという、一見するとまともそうに見える理由付けでしたが、馬脚をあらわしてしまったようです。
「営業妨害」「名誉毀損」等で告発しては、という提案の部分については、婉曲な脅迫めいた匂いがしないでもないですが、さほど気にすることではありません。
それよりも、「あまり頭のよくないとおもわれる」の部分を掲載したのはまずかったですねえ。
このような差別的表現を許すことが荒らしの原因となることを、目安箱の管理人は理解できていないようです。
もともと、目安箱と銘打ちながら「まんだらけ」ヨイショの投書ばかりが目立つコーナーですから仕方ないでしょう。
目安箱といえば、普通は苦情・苦言的な投書を受け付けて、それに対して真摯な態度で応答するのが基本だと思うのですが、まんだらけの目安箱の場合は苦言に対しては切り捨て御免のようですから本末転倒ですね。

 守る会のサポーターズの発足の動きがあるようです。
コミケ参加のサークルに呼びかけて、チラシの配布などに協力しようということのようですが、タイミング的に夏休みは全国で大小のコミケが開催されますので、この動きが全国に拡がると良いですね。
また、全国の漫画専門古書店でもチラシの掲示などを行ってもらえるような状況になるといいのですが。
私も知り合いの古書店に働きかけてみます。

 ようやく「漫画原稿を守る会」にカンパを送金してきました。
本当に気持ちだけという金額ですが、その気持ちが一番大切だと思います。
それにしても「守る会」の会計報告を見ると、一人当たりのカンパ金額が結構大きいですが、賛同者の皆さんの意気込みが感じられますね。