アルビレックス新潟VSサンフレッチェ広島

累積警告による出場停止でマルクスを欠く新潟は、上野を1トップに置いた4−5−1のシステムをとり、前半は守りを固めてカウンター狙いを主眼に置いた戦いを展開しました。
試合が動いたのは後半55分、そこからの10分間はまさにスペクタクルな試合展開となり、ビッグスワンに詰めかけた42118人の大観衆を魅了しました。
まず55分に、鮮やかなドリブル突破で新潟のファビーニョが先制ゴールを決めると、そのわずか3分後には広島のフリーキックがGK野澤の手をかすめ、ゴールポストに跳ね返ったボールは野澤の背中に当たってゴールの中に入ってしまいました。オウンゴールです。
ところが更にその1分後、深澤のシュートが広島DFに当たったこぼれ球を山口が芸術的ボレーで決めて2点目。
とどめは63分に広島DFの裏をとって宮沢のパスを受けたファビーニョが独走してGKをかわして3点目。
勝ち点の差は7となりJ1昇格への階段をまた一歩登ることが出来ました。