漫画原稿流出事件

 以前にもこの日記に書きましたが、川島先生の日記(1月31日分)にもあるように
http://k-reiko.bne.jp/cgi-bin/tackynote/tackynote.cgi
一部の自分自身を何様だかと誤解しているような漫画家の発言
「こういっては何だけど、たかがレディスの作家だろ?」
「名前も知らないし、原稿料だって大した事ないんだろ?単行本が
出される訳でもないんだから、大げさに騒がないでさっさと諦めれば
いいじゃん」
には言葉を失ってしまいます。
川島先生は同業者であるためオブラートに包んだ(包んでさえ嫌悪感は隠せません)表現をされていますが、私はなにも利害関係を持たない人間なのではっきりと言わせていただきます。
他人の痛みも分かろうとしない人間は、今すぐ筆を置いて漫画を描くことをやめるべきです。
そんな人間には読者に伝えるべき物語も想いも存在しません。
被害者である漫画家に対して、言葉という刃をかざして切りかかってくるような漫画家の名前が知りたいものです。
言葉に秘められる重みに思いが至らない漫画家に、真の意味で吹き出しを埋める台詞など思い浮かぶはずもありません。
先生方も侮蔑的発言に対して耐え忍ぶばかりでなく、糾弾すべきものは糾弾すべきではないでしょうか。
そのような考え方を許しているから、漫画業界も旧態依然とした契約方式から脱却できないのかもしれません。
現状打開には劇薬も必要なのではないでしょうか。