漫画原稿を守る会跡地

川島先生の12日付の日記より
http://kreiko.dip.jp/cgi-bin/tackynote/tackynote.cgi?action=view&year=2004&month=08&day=12&no=812#1

別の担当さんが「さくら出版関連」の未返却原稿を調べに来てくれました。

その方は「さくら出版」の前の「メルク」「猫乃目本舗」「海渡出版」「大陸書房」…から「さくら出版」の元社長西池氏と関わっていた方で「ネット上の作品や当時の作家名より実際に原稿を手に取って絵柄を見た方が、持ち主が割り出せるかもしれない」…とうちまで来て下さったのです。

オカルトやアダルトなど、ジャンルによってペンネームや絵柄を使い分けている漫画家さんが多いので、確かに担当者が手に取って見た方が、早く持ち主を割り出せれるかもしれません。

「あ…この人、すぐに連絡が取れますよ」
「この人も引っ越ししていなければ連絡先を調べることが出来ます」…と新たに数名の返却先をメモしながら
「あ…この人、2年前に亡くなっていますよ」という人が現れました。

やはり、あれだけの数の被害者がいれば亡くなっている方もいらっしゃるわけですね。
無名の漫画家、それもペンネームをいくつも持っているような方の死亡記事が新聞に載るわけもなく、担当編集者でもなければ消息すら掴めない状況がほとんどのようですね。
それでも、こうやって協力してくださる編集者が今も絶えないということだけでも、守る会の存在価値と川島先生の現在に至るご苦労が報われるような気がします。

寝ず見さんの事件まとめページでは渡辺先生の掲示板の過去ログが一部公開されました。
http://www.geocities.jp/tsukamotoinsatsu/
この過去ログは私が寝ず見さんに提供したものを素材として使用されているそうですが、私が寝ず見さんに提供したログは自分用に見やすく加工したものでしたので、一部削除された書き込みがあったかもしれません。補完出来る方がいらっしゃったらご協力してあげてください。よろしくお願いいたします。