漫画原稿を守る会跡地

川島先生の日記(9月14日)
http://kreiko.dip.jp/cgi-bin/tackynote/tackynote.cgi
全文引用となりますがお許しを。

「告知ページ」の管理人さんから1通のメールが転送
されてきました。

そのメールの主の原稿が「告知ページ」の未返却原稿
リストの中にあった…と友人から知らせを受け、自分
でもネットで検索して「自分の原稿である」と確認した
らしいのですが「自分の過去の絵が無断で公開されて
いることに対し、非常に不快感を感じるので、ただち
に絵と名前を削除して欲しい…」という内容でした。

また「一体どうしてこういう事になったのか納得いく
ように事情を説明して欲しい」とも書かれていました。

住所も電話番号も書かれてはありませんでした。
「原稿を返却して欲しい」とも書かれてはいません。

「ネットで検索をかけて自分の絵だと確認した」という
のですから細かい事情は「過去ログ」を読んでもらえば
わかるはずです。

今回の事件では当事者の漫画家ばかりではなく、編集
者や一般の方々など多くの方の支援と協力でここまで
やってこれたのです。その方たちの好意を無駄にされ
てしまったようで、少し悲しくなりました…。

悲しいなあ。
いまだにこんな反応がある。
本人が原稿の返却を申し出れば、速やかに原稿は返却され、必要のなくなった画像は削除されます。
名前だって願い出れば削除してもらえるでしょうに、どうしていきなり高圧的な態度で臨んでくるのか…。
自分でネットを検索して守る会の跡地を見つけるほどですから、川島先生の書かれていたように、ここまでの顛末を知ることなど簡単なはずです。
守る会の先生方が苦労して守った原稿が、こんな礼儀知らずの漫画家のものであったことが残念です。もちろん原稿そのものの大切さは変わらないのですが。