漫画原稿を守る会跡地

川島先生の日記で気になる表現がありました。
http://kreiko.dip.jp/cgi-bin/tackynote/tackynote.cgi?action=view&year=2004&month=06&day=21&no=763#1

今回「さくら出版流出問題」に関わったおかげで、原稿を
取りに来た漫画家さんから同じような話を聞きました。

「自分の作品が全く知らない雑誌に掲載されているん
です。良心的な出版社は再録料をきちんと支払ってくれ
ます。でも掲載された本が送られて来ることはありま
せん。

通帳に振り込まれると『ああ…どこかで再録されたんだ…
と気づくぐらいです。でもどこで再録されたのかはわかり
ません。本も振込み通知も一切送られて来ないのです。
良心的でないところは再録料も支払われません。載せて
やっただけでもありがたく思えってことでしょうか…?」

上記の部分は川島先生のことではなく、相談にこられた漫画家のことでしょうが、
銀行に振り込まれたのであれば、振込み名義人は分かるはずです。
あとはそこへ電話で確認すればいいことで、無断で再録されたことについては、
事前連絡必須であることを念押しすればいいことです。
再録料を振り込むぐらいですから、それくらいの指示には従ってくれるでしょう。
せめて、そのことに触れなくては、事件から何も学ばなかったのかと、
あちこちから突っつかれてしまいかねません。