CM-NOW VOL.114

特集は松浦亜弥。彼女はCMのキャラとしては最高の素材のひとりなのですが、グラビアという仕事ではフォトジェニックになり得ているかというとそうではないのです。残念ながらCM映像での彼女の魅力の半分もグラビアでは発揮できていないのではないでしょうか。ただ、彼女はグラビアアイドルではなくアイドル歌手なのですから、歌う姿が魅力的であればよいのですし、実際にビデオクリップなどを見ても魅力的に映っているので問題なしでしょう。
それよりも問題なのは上海冷茶のポスターの加藤ローサでしょう。このメイクはありえないのではないでしょうか。隣りのページの佐川急便のカットと比較すれば一目瞭然です。タレントのイメージを破壊するかのようなメイクは避けていただきたいものです。
堀北真希はここでも顔が丸くなっています。可愛さには変わりありませんが、フォトジェニックな彼女にはやはりもう少しシャープさが欲しいのです。
相武紗季は実に表情が豊かです。CMそれぞれ、そしてグラビアとどれもが違った表情を見せてくれ。いずれも魅力的なのが素晴らしい。
宮崎あおい無表情の中に表情を感じさせるという、水準の高い演技のできる貴重なアイドルです。この年齢でこの境地に達することができるとは末恐ろしいという感じですが、彼女の場合はデビュー当初からこの素養を持っていたと思われます。それでなければ週刊プレイボーイでのモノクログラビアに私が衝撃を受けることもなかったでしょう。
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