ヴァンフォーレ甲府 0−4 アルビレックス新潟

平成の川中島合戦と銘打って開催された松本アルウィンスタジアムでのアウェイ戦でアルビは完勝しました。
新生鈴木アルビのあるべき姿が最もダイナミックな形で体現されたような試合でしたね。サポーターが待ちに待った矢野貴章の初ゴール。鈴木慎吾の得意の角度からの右足のゴール。リーグ戦では初となる田中亜土夢のゴール。そしてシンガポールからアルビに帰ってきた2年目の今年が正念場の河原の初ゴール。日本人だけの4得点はJ1昇格後初のもの。高い位置からプレスを掛け続け、後半もその運動量を落とさず、大量得点後も集中力を切らさずに完封も果たしました。
特に良かったのは海本慶治中野洋司のCB陣。海本のまさに身(玉)を挺した守備と中野のボールに追いつく足の速さが見物でした。脅威であったバレーを自由にさせなかったことも勝利の大きな一因でしょう。
エジミウソンの負傷欠場が本当に若手の覚醒を促したようで、ファビーニョの復帰、船越の全体練習への参加を含めて今後が楽しみです。
今日のような試合を実力上位のチームに対してもやりぬくことが出来れば面白いのですがね。