バンビ〜ノ! 第10回

1年後、厨房の配置換えが行なわれ、厨房に復帰した省吾(松本潤)は新しいパスタ担当のあすか(香里奈)のアシスタントとなり、忙しくも充実した日々を送っていました。ところが街で偶然高校の先輩・清水に出会い、仕事にのめり込んでいることを否定されると、プライベートが充実していないと迷いを感じてしまいます。どうして省吾はあっさりと自分の仕事へののめり込みに疑問を感じてしまうのでしょうか。彼にとって料理を作るときが最も充実しているときであり、それが仕事かプライベートか一切関係のないことなのは自明のことなのに、そんなことで落ち込んでしまうような修行をしてきたわけではないはず。省吾のネガティブ思考というのは性格なのかもしれませんが困ったものです。そんなある日、恵理(吹石一恵)が1年ぶりにバッカナーレを訪れます。彼女もまた仕事で悩みを抱えていて、研修で上京したついでにバッカナーレを訪れたのでした。そんな彼女を励ますことによって自分をも励ますことに成功する省吾の単純さにはあきれてしまいます。落ち込むのも早ければ立ち直るのも早いですね。