BOMB 12月号

ぎりぎり次号発行前にチェックが済みました。
石原さとみは最近出演したドラマでの彼女よりも遥かに凄みを感じさせる姿をグラビアで見せてくれます。もう少しドラマでもそのような姿を見せてくれると嬉しいのですが、彼女に与えられる役が本来の彼女とマッチしていないのかもしれません。
優木まおみは淫靡さを微塵も感じさせない不思議なエロスを持った隣りのお姉さんという、彼女のみが持つコンセプトを十二分に発揮した仕上がりです。ただ、常に今がピークなのではという不安を感じさせる不安定さを持っていることも確か。グラビアのひとつひとつを撮る方も撮られる方も、そして見る方も大切にしたいですね。
愛衣は胸と同じくらい表情にも目が行く時点でグラビアとして成功といえるでしょう。表情は微妙な違いでしかありませんが彼女の場合はそれで十分です。
今井りかは他誌での写真集プロモグラビアよりも白さが気にならないように使用カットのバランスがいい。それだけに細かなカット使用が残念。
多部未華子は詩と写真のバランスが素晴らしい。できれば大きな判型で同じバランスのものを見たいものです。その願いの一部を叶えてくれるのが同じカメラマンによる「デジタルフォトテクニック」018号です。是非そちらも見てみてください。
長谷川恵美のスレンダーボディは素敵ですが手ブラカットは余計な気がします。水着グラビアの次のステップは手ブラという流れを歓迎できない者もいることを制作者側には理解してほしいものです。
秋山奈々の場合は無理に水着は必要ない気がします。彼女の魅力はそこにはありません。
山崎真実は表情が中途半端。妙に水着を隠すような布の演出も疑問に感じます。もっと普通な彼女でいいと思うのですが。
BOMB (ボム) 2007年 12月号 [雑誌]デジタルフォトテクニック 2008年 01月号 [雑誌]