薬の副作用

昨日、夜勤から家に帰ると、そのまま母親を車に乗せて定期検診のため神経内科まで連れて行きました。今までも書いてきた通り母の病気は脊髄小脳変性症というもので、今だ効果的な治療法の存在しない難病です。かかりつけの医者に2ヶ月に一度診察を受け、投薬を受けるのですが、今回は脚の震えが止まらないという症状を母親が訴えたので、いつもの薬の他に新しい薬が追加になりました。副作用があるかもしれないので様子を見ながら飲んでくださいという注意もあったのですが、やはり初めて薬を飲んだその日の深夜、2階でテレビを見ていた私の携帯が鳴りました。発信先を見ると1階で寝ている母親です。「気持ち悪くて苦しい・・・」という声に慌てて階下へ降りていくと、ベットでうんうんと唸っている母親の姿がありました。冷や汗が出て、下痢のような症状も有り、血圧も下がっているようです。暫らく様子を見た上で深夜でしたが医師の所へ電話しました。幸い先生が直接電話口に出てくださり、母親から直接症状を聞いてやはり新しい薬の副作用だろうと判断し、常備薬の下痢止めを飲むよう指示がありました。早速下痢止めを飲ませて暫らく様子を見ていると母親も落ち着いてきたようでホッとしました。朝になって再び先生に電話してその後の経過を報告したのですが、新しい薬は脚の震えを止めるために必要なものなのだそうで、飲む量を3分の1に減らして様子を見て欲しいとのこと。母親はひとりの時に飲むのは怖いということなので、私の仕事が休みになる29日にもう一度減らした量を飲んでみることにしました。果たしてどうなることやら・・・。