sabra 7月号

杉本有美はビジュアル的な凄みを感じなくなった反面、表情の良さが目立つようになってきました。ソリッド感を失う一方で親しみのある存在になってきたのはよかったのではないでしょうか。
松浦亜弥はグラビアでは彼女のよさの半分も伝わってこない印象。彼女の魅力の半分は声色とトークに負う部分があるのではないかと思います。彼女はビジュアルで売れたアイドルではないのです。
原幹恵は逆にグラビアの申し子的な存在。今回は物憂げな表情とハニカミ気味の笑顔が中心ですが、彼女の場合は突き抜けたような笑顔の魅力が一番でしょう。
谷村奈南は胸の迫力の素晴らしさは認めるものの、ビジュアル的にはクセがあるのでシンガーとして売り出したのは正解だったのではないでしょうか。
青島あきなは何でああも怖い表情を見せなければならないのでしょうか。胸がでかくて訛りの強いキャラの彼女の方が魅力的なのですがね。
ローラ・チャンは見た目と表情とポージングのバランスが微妙に狂っているような印象でまとまりが感じられません。
矢吹春奈は単純に怖いという表情ではありませんがクールビューティーとも微妙に違います。甘えの全く感じられない上目遣いの視線を捉えるカットが多いのは感心しません。
付録DVDはセクシャルコンテンツの特集。みひろ、初音みのり吉沢明歩の大胆且つエロい映像をメインにたっぷり72分。S−1系のAV女優を使ったイメージ映像は他の雑誌の付録DVDでも見る機会がありましたが、基本的に水準が高くやっつけ仕事のような中途半端さを感じさせません。今回登場の3人はビジュアルのレベルも高く、コンビニの成人コーナーに置かれないグラビア系雑誌としては、過激に過ぎる映像かもしれませんが保存版にすべきレベルでしょう。