コードブルー 第9回(木曜夜放送分)

爆発事故現場で白石(新垣結衣)を庇って大怪我を負い、救出のために腕を切断しなければならなかった黒田(柳葉敏郎)の緊急手術が行なわれ、森本(勝村政信)が腕を繋ぐことに成功しますが、大幅な機能回復は望めないという事実が皆に突きつけられます。数日後に病院で開かれた安全管理委員会では、フェロー制度やドクターヘリの存続までもが問題視されることとなりました。そのため白石は責任を重く感じ、出動要請がきてもドクターヘリに乗ることが出来なくなってしまいます。ところがドクターヘリで移送されることになったのは黒田の息子であることがわかって・・・。テーマが重く大きなためか、いつもの複数エピソードの同時進行は控えて、じっくりと描き込む従来の日本の医療ドラマの形式に戻りました。結局、日本のドラマは情に訴える展開をメインにすることから逃れることが出来ないようですね。ただ、それをしてしまうと役者の未熟さが目立ってしまい、主役に若手を配したことが逆効果になってしまいました。残念です。