週刊プレイボーイ NO.37

表紙・巻頭の川島海荷はビジュアル的に抜きん出た存在ではなく、萌えの対象としての存在感が強い印象があります。映像で見る演技と比較すると幼さだけが強調されてしまうカットが多かったのではないでしょうか。
鎌田奈津美も幼さの残る表情が特徴ですが、それでも萌えの段階を超えたグラビア向きの表情・ポーズを心得ています。カメラのレンズを見つめる瞳の優しさ・美しさが印象的。
富樫あずさは横乳も見せて頑張っていますし、涼やかな瞳は印象に残りますが、その素材をすぐに活かせるかどうかが問題。現在では数多いグラビアアイドルのひとりにしか過ぎません。
麻生夏子は歌手、俳優に続いてグラビア・デビューを飾り、マルチな展開を志向しています。事務所が力を入れている証拠でしょうが虻蜂取らずにならないよう願っています。どれもそこそこでは意味がありません。
センターの丸高愛実松岡音々のコラボは、TOP OF GRAVUREとグラビアJAPANのグランプリの共演といえば豪華ですが、実際はトップレベルのグラビアアイドルに対抗できるレベルにないことを自ら認めたようなもの。グランプリと名乗るにはあまりにも小振りな印象です。