のだめカンタービレ〜最終楽章〜 前編

ユナイテッドシネマのメンズデーサービスを利用して1000円で鑑賞してきました。テレビドラマの続編を映画化したこの作品ですが、ドラマ当時のテンションや演出を変えることなく、よりパワーアップして見せてくれたのは正解でした。特に開き直ったかのように遠慮会釈のないCGの活用はお見事。のだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)も変わりなく、のだめワールドに浸りたい観客には嬉しい仕上がりになっていました。前後編仕立てのため、後編は春休みかGWの公開となるのでしょうが、できることならば前編終了後に休憩時間を挟んで後編を上映してもらえたらよかったのですが・・・。尺の長いコンサートや舞台では間に休憩を挟むことが珍しくないことですし、料金が多少高めに設定されても構わないと思います。休憩時間は少々長めにとって、その時間に飲食を楽しめるようにすれば劇場での売上にも貢献することになるのではないでしょうか。もしかすると後編の公開前に前編をテレビ放映するという荒業をフジテレビが繰り出すかもしれませんが、この映画はオーケストラの演奏を音圧で感じるためにも映画館で見てもらいたいものです。家庭では演奏の素晴らしさの半分も体験することはできないでしょう。それにしてもハチャメチャなボレロはやりすぎでしたが楽しめました。後編の公開が待ち遠しいです。