のだめカンタービレ 最終楽章 後編

テレビドラマの続編ではなく完結編を映画でという手法と、さらにその映画まで前後編に分けるのはいかがなものかという疑問は残りますが、映画の出来としては悪くありません。水増しではないかという評もブログなどで見かけますが、演奏シーンをたっぷりと見せ、聴かせるためにはある程度の映画の尺が必要ですし、演奏者の想いの限りを乗っけたピアノやヴァイオリンのピュアな音色の音の波に身を置くのは、とても気持ちの良いものなので問題はないかなと。ただ、営業的に困難であることは承知の上で、出来ることならば完結編は4時間くらいの長尺で特別料金となっても構わないので、休憩を挟むような形式でまとめて上映してもらえればよかったなと思うのですが・・・。