日常の幸せ

風呂に浸かって温まりながら被災地のことを思い、こうやって毎日風呂に入ることの幸せを噛み締めながらいろいろなことを考えました。今回の地震の被災地には親戚、友人、知人もおらず、直接的な関係を持つことなく、客観的に報道等を見る立場にいると考えています。もちろん東北電力計画停電を実施した場合は、そのエリアに家が含まれているので影響を被ることになってしまいますが、それは強いてあげればという程度の影響にしか過ぎません。もちろん現段階でも無駄な機器の待機電源のカット、エアコンの設定温度を下げる等の節電は当然実施していますし、報道に踊らされたかのような商品の買いまくりに荷担するようなことなく、日常と同じ消費生活を送るように心がけています。というか不思議なんですが、なんで今頃電池や懐中電灯、カップ麺等の買い占めに走らなければならないのか理解できません。いずれの商品も万が一の時を考えて用意しておくのが当然と考えていましたので、慌てる必要などなしに既に家に備えてあるものだからです。特に二度の中越地震を経験した新潟に住む者としては当り前の事のように認識していたのですが、そうでない方が多かったということでしょう。本来は通常時に必要なものを買い揃えておき、非常時には買い占めなどに走って流通パニックに荷担することのないようにしなければならないのですが、それが出来ていない方々が非常に多かったということで、地震経験のある県としては残念な限りの現状であるようです。幸いにも地元ではごく一部の商品を除いては全く手に入らないというような状況に陥ることはなく、流通パニックというところまでは至っていないようですが、これからも基本的に変わらぬ日常の行動と、節電に勤しむという行動を通じて被災地の皆さんの救援活動などの足手まといとなるようなことのないようにしたいと思います。
より積極的な救援のための行動としては、開催が中止になったJリーグ第2節のtotoBIGの払い戻しを受けて(900円)、そこに100円足して1000円を同じ信金の窓口からアルビレックス新潟名義の義援金として昨日振り込んできました。本当に僅かな額ですが、今後も募金をしている場に遭遇するごとに僅かずつでも協力していきたいと思っています。
今日もまた変わらぬ日常を過ごせる幸せに感謝しつつ、事態の好転を願っています。