アルビレックス新潟 1−6 ジュビロ磐田

守備崩壊とひとことでいえば簡単ですが、マルセロ元ヘッドコーチの追悼試合として喪章を腕につけ、試合前に黙祷まで捧げて始まった試合だっただけに、そこで繰り広げられたちぐはぐな攻守の動きに呆然としつつ、中継のテレビ画面を追うばかりでした。それに加えて前半途中で守備の要である内田が怪我でアウト。ロスタイムには金珍洙が2枚目のイエローカードを貰って退場と、更なる逆風がアルビに襲い掛かります。最後の砦である東口の調子もいまひとつということもあって、結果は見事なまでの惨敗。アルビの1点もオウンゴールですからジュビロの選手が全得点を挙げたというオチまでついています。唯一の光明が矢野に代わって後半から登場した鈴木武蔵。常に前を向いて勝負しようという姿勢は今のアルビに最も必要で、最も足りていない資質です。スタミナに問題がないようであれば次節は先発でもいいくらいです。
黒崎監督の去就などについてはフロントにお任せしましょう。サポーターはただチームを信じて応援するのみです。