Negiccoの新譜はオリコン週間ランキング16位

トリプル!WONDERLAND 通常盤
Negiccoの新譜「トリプル!WONDERLAND」のリリース週が終了し、リリースイベントを含む販売活動の成果がオリコン週間ランキング16位という結果となりました。私としてはこの新譜の紹介を書いた際に、販売目標1万5千枚とぶち上げたのですが、実売数は6,623枚と前作比2割増しという状況でした。
まあ、私の予想は夢にも近い理想の数字だったわけですが、正直心の中では1万枚前後は行ってくれるものとの期待があっただけに、結果を知ってかなり気落ちしてしまいました。
前作「ときめきのヘッドライナー」が5,269枚ですから1,400枚弱の売り上げ増加ということになりますが、ライブチケット付きの4種類だけで1,500枚程度は行くものと考えていたので、初回限定3種と通常盤、そしてアナログ盤をあわせれば1万枚程度には届いて、週間10位以内も可能ではないかという皮算用だったのですが・・・。現実は厳しいものでした。
そこで、リリース週の動きなどを振り返ってみます。一種の独り反省会ですね。リリース週のリリースイベントは計9回。この他にその前週の大阪、名古屋でのインストアイベントも予約会的な認識ですので含めると計11回ということになります。前作の「ときめきのヘッドライナー」のリリース週のイベントは8回ですから、回数としても多くなっていますし、参加者のレポート等を読んでも動員もそれなりに盛況だったように読み取れるのですが、結果としての枚数だけがぱっとしませんでした。順位としては16位ということで前回よりも4ランクアップにとどまったものの着実に上昇していますし、前週13位のリリカルスクールと比較しても枚数的に上回っていますので、同日発売に強力なライバルが多かったということもいえるでしょう。アイドル系だけでも1位 モーニング娘。'14 2位 きゃりーぱみゅぱみゅ 6位 Rev.from DVL 12位 ひめキュンフルーツ缶Negiccoの上に位置しています。Rev.from DVLについては1000年に一度の美少女とマスコミにも大々的に取り上げられた橋本環奈ちゃん人気にプラスして、握手券の対象メンバー番号のランダム封入の効果も大きかったのかなと思います。もちろん批判もありますが、実売数には大きく貢献したということで、今回に限っては成功したと言えるでしょう。それと比較して全9種の発売で本人たちも勝負に出たつもりの発言もあったNegiccoの場合は、微増といってもよい数字に留まった結果のみを見れば、今回のプロモーションは不発に終わったと言えるのかもしれません。実際に私もそれで凹んでいたのですから事実といえるでしょう。結局のところリリイベの回数が増えたとはいえ、実質的に地元新潟と関東のみでの開催で、全国的な展開はなし。地上波などへの露出もなくて、楽曲の良さだけではジャンプアップする要素にかけてしまっていたのでしょう。
ただ、リリース週を終えて書き込まれたジェーン・スーさんのツイートに救われました。
Negiccoちゃんたち、「ときめきの…」から地道に4ランクアップの16位スタート、素晴らしいね〜(゚∀゚)♪ このジワジワ感がNegiccoらしいと思いました。」
そう!そうだったんですよ! 単に私が舞い上がっていたにすぎなかったんです。Negiccoの本来の姿を見失っていました。ブラザー・トムさんもNegiccoは焦っちゃいけないんだよ。泥つきのネギのままで良いんだよ」発言もあったではないですか。それなのに単なるオタにすぎない私が舞い上がってしまっていたなんで恥ずかしいばかりです。
そんなジェーン・スーさんの言葉をふまえて振り返ってみれば、T-Palette Records所属以降発売された作品のオリコン初動の変遷は以下の通りになっています。

・GET IT ON 816枚 124位
・恋のEXPRESS TRAIN 1,280枚 65位
・あなたとPop With You! 1,918枚 41位
・愛のタワー・オブ・ラヴ 2,868枚 27位
・アイドルばかり聴かないで 5,242枚 23位
・ときめきのヘッドライナー 5,269枚 20位
・トリプル!WONDERLAND 6,623枚 16位
※ネットから拾ったデータですんで真偽のほどは確かではありませんが。

見事なまでに着実な前進を遂げているではありませんか。何よりも順位・売上枚数共に前作を下回るものがひとつもないという素晴らしさ。これを評価せずに凹んでいるばかりではNegiccoさん達に申し訳ありません。もちろんTOP10に入れることが出来なかったという反省は必要ですが、それ以上にオタがネガティブになっていてはいけませんね。次の作品に向けて前向きにならなければと大いに反省しています。それにしても「GET IT ON」初動の816枚は驚きでした。そこから2年余りで8倍の売上ですよ!。
ここでもう少し冷静に分析。リリース週のネギオタさんのTLやBLOGをチェックすると、ここ2年余りNegiccoが積極的に展開してきた対バン活動の相手に対して「推し増し(推し変ではありません)」という状態に嵌ってしまったネギオタさんが結構な数に上っているような気がします。楽曲派ともいえるNegiccoの宿命かもしれませんが、ファンの方々も素敵な音楽には素直に反応してしまうんですよね。前作ではリリイベのはしごをしていた方が単発の参加に終わってしまうところなどはその影響でしょう。ただ、リリイベの現場では参加人数は増えているような印象でしたから、複数枚購入必至のディープなオタの参加は減って、単発購入(ネギ券条件の最低枚数)のライトなファンが多かったということではないでしょうか。考えてみれば、これこそ望むべきことで、少数のオタによる複数購入によって売上枚数がジャンプアップするよりも、ライトなファンで構わないので、ファンの総数が増えることこそ望むべきことかと思えば、それほど凹む必要なんかなかったわけです。
私としてはこれまで通り、在宅派のオタとしてネット上のNegicco情報を収集・整理して提供するという活動によって、ライトなファンにもNegiccoのことをさらに知ってもらえる助けになればと思い、日記の更新を続けていくだけです。mkchiveさんのように素晴らしいNegiccoWikiトップページ - Negicco Fan@Wiki - アットウィキ」を運営されるような方も出てこられましたが、まだまだ私の日記の存在価値もあると考えて頑張っていきたいと思います。
connieさんはNegiccoの最古参のファンとして有名ですが、実は私とNegicco(具体的にはNao☆Megu)との出会いはさらにその2年前、ALP(アップルリトルパフォーマーズに入る際のオーディションに遡ります。オーディションでは記録用のビデオ撮影を行っていました。もちろん彼女達は覚えてないでしょうがALPの名付け親は実は私なのです。というわけで私が彼女たちを見る際は完全に保護者目線になってしまいます。これからも彼女たちの一歩一歩階段を上るかのような着実な歩みを温かく見守っていきたいと思います。
なにかまとまりのない文章になってしまいましたが、最後はやっぱりNegiccoが好きなんだから仕方ないでしょということで締めたいと思います。