Tangerine Dream「The Electronic Journey」を車中で聴き始める。

An Electronic Journey
以前にも紹介したTangerine Dreamの10枚組のCD-BOXセット。いまではほとんど唯一のCDリスニング空間となっているマイカーの中で試聴。Negiccoはしばらくおあずけです。約2年ぶり2回目の視聴となりますが、今年の1月20日にリーダーのエドガー・フローゼが肺動脈塞栓症のため逝去。1967年のTangerine Dream結成以来、ファンクラブがネットで無料提供しているセミオフィシャルのライブ・ブートレグ盤を含めると200枚以上のCDが私の手元にあります。私のコレクションの中で最も多くを占めているのが彼らの作品ということですね。来日も何度か果たしていますが、残念ながら現場を経験することはありませんでした。初期のインプロビゼーションを重視した時期のライブアルバム「リコシェ/Ricochet」は名盤でした。ポピュラー化というかイージーリスニング的になった後期は世間の評価が低くなっていますが、私はその時期の作品も好きでしたね。特にライブは意外にエモーショナルで聴ける内容のものが多かったように思います。