ニコ動のタイムシフトサービスを利用させていただきました。７時間以上という長丁場のイベントだったために全てを見たわけではありませんが、印象に残ったのはpeach sugar snow。そのウィスパーヴォイスは異質とか異世界という言葉で表されるようないくらかマイナスのイメージは一切無く、その場の空気を一瞬にして独自の世界に包み込んでしまうというパワーを持っていて、会場のヲタさんたちが言葉なく音に魅入られている様子が圧巻でした。 Hauptharmonieはせっかく楽曲がよくて面白いなと思ったのですが、歌っている歌詞がドイツ語の部分だけでなく、日本語の部分もよく聞き取れないというのは残念でした。もちろんアップアップガールズ（仮）や今年はゲスト出演となったバニラビーンズはいつも通りの安定のステージ。lyrical schoolは新メンバーhime加入後の初パフォーマンス。そして初めてたっぷりとパフォーマンスをたっぷり見ることとなったアイドルネッサンスもその実力をいかんなく発揮して見せてくれました。
恒例となった腕相撲大会はアップアップガールズ（仮）の森咲樹さんが貫禄の連覇。伏兵のHauptharmonie寺田珠乃さん（なんと剣道３段）が準優勝。われらがNegiccoのNao☆ちゃんは今年も強さを発揮してくれましたが、準決勝で森咲樹さんと当たり破れてしまいました。詳細は他のBLOGなどがライブよりもメインに紹介してくれているところがありますので、そちらを参照してみてください。「Negicco・RYUTist関連ブログ等情報」でも紹介させていただいています。
そしてトリを飾ったのはNegicco。ショートも含めて８曲を連続で披露したのは圧巻でした。
セットリスト
1. トリプル! WONDERLAND
2. パーティーについて。
3. 自由に
4. 圧倒的なスタイル
5. さよならMusic
6. 光のシュプール
7. ときめきのヘッドライナー
8. ねぇバーディア
畳み掛けるようなセットリストにプラスして、「自由に」のようにセリフ部分にアドリブを加えてくるところなど、実にライブ巧者なところを見せて聴かせてくれましたが、後半になるにつれて声に疲労が現れてしまうようになったのは残念でした。最近のライブでのセットリストが代わり映えしないなどという声もあるようですが、私自身は彼女たちが自分で組んだセットリストには意味があるものと納得しています。ただ、同じようなセットリストであっても回を重ねていく度により完璧な仕上がりを目指していくという姿勢は大切ではないでしょうか。今回のパフォーマンスについて現場ではそれほど気にならなかったかもしれませんが、より客観的に見て聴けるニコ動の中継では、８曲連続のパフォーマンスにはかなり厳しい負荷がかかっていたように感じられました。まあ、それを含めても現場の空気を一体感に持っていけるパフォーマンスは十分に発揮できていたようですし、まだまだ伸びしろがあるということで期待させていただきたいと思います。ということで、今後はヴォイストレーニングだけでなく、体力トレーニングにも励んでいただきましょう。
