今週のRelease Radarのプレイリストでは、アイドル枠は今週もフィロソフィーのダンス絡みですが、今週はソロではなくグループのニュー・シングル。タイトルが彼女たちらしくないものですが、曲はいつもと同様にスタイリッシュです。
Transatlanticの新譜からの曲は１ＣＤの簡易版から。驚異的な演奏力による安定感が半端ない。
Gandalf's Fistはまだ国内版が発売されていないイギリスのバンドで、２００５年には結成されており活動期間は結構長く、アルバムも過去に７枚発表している。今回のアルバムは小曲も多いが、紹介された曲は１０分越えで気合の入った演奏が聴けます。
トルコのインストゥルメンタル・ポスト・ロック・バンド、Panøpsisも国内盤はありません。ギターとキーボードが主体で、２０１８年結成ですが、アルバムとしては初。トルコの民族色はあまりありませんがひたすら美しい曲いです。
イギリスのプログレメタルバンド、FRAKTIONSの曲はメタルというよりも叙情派プログレのイメージ。インストなのでメタル風のヴォーカルがないのがさらに美しさをアップ。
最後に先週も紹介したドイツのUlrich Schnaussと、デンマークのJonas Munkのコラボアルバムからの作品を。安定しています。
続いてDiscover Weeklyの今週のプレイリストの方は、先週のようにはお薦めの曲満載とはいきませんが、それでも渋い選曲が目立ちました。
その中でもお気に入りはイギリスのロックバンド、Supertramp。初期はプログレ的なアプローチが目立ちました。３枚目のアルバムからのリマスター曲であるこの曲は、このバンドの曲の中でも美しさがピカイチです。
イギリスの歌姫Kate Bushは独特な歌唱が楽しめるだけでなく、その曲そのものが聴き応えするものが多い。この曲もそんな感じが強い。
Pink Floydの曲は、彼らの曲としては有名なものではありませんが、ギターの音が心地よいクロスオーバー風味の曲です。
ドライブ感たっぷりのドラムとベースが楽しめる超ベテランBilly Cobhamは、時代に遅れることのない音をいまだに提供し続けています。
今秋はこんな感じで。次週も楽しみです。
