イギリスのプログレッシブロックバンドCamelは、初期のアルバムでは世界で最も優しく美しい音楽を紡ぐバンドでしたが、ポール・ギャリコの小説「白雁」にインスパイアされた1975年のコンセプトアルバムから。
もはやベテランの仲間入りをして随分になるイギリスのプログレッシブロックバンドMarillionの最新アルバムから。割と短い曲の中にしっかりと起承転結を組み込んでいます。
ドイツのプログレッシブロックバンドのPopol Vuhはシンセサイザーを使わない、オーガニックでワールドミュージック的な音楽を志向していますが、1974年のアルバムから。短い曲ながら彼ららしさが十分に出ています。
Agitation Freeは1967年から1974年まで活動した、ドイツのロック・バンドです。アンビエント・ミュージックの源流ともいうべき音を紡ぎ出していましたが、1998年に再結成してアルバムをリリースしました。また2007年には初来日してライブ盤も発表されています。曲は1972年のファーストアルバムから。
ドイツのジャズ・ベーシストMartin Bruggerの2020年のソロアルバムから。ジャズというよりもアンビエント寄りの曲に仕上がっています。ミニマル・ミュージックの香りもしますね。
ノルウェー・オスロ出身のジャズ・サクソフォーン奏者Jan Garbarekが1993年にグループ名義で発表したアルバムから。ライブ映像も張り付けておきますが、静から動への変化が面白く表現されています。
アメリカのジャズ・ギタリストで2017年に他界したJohn Abercrombieのデビューアルバム(1975年)から。彼の清涼感あふれるギタープレイも魅力ですが、Jan hammerがピアノをプレイしているのも貴重です。
ブラジルのアンビエントピアニストFábio Caramuruが、日本ツアーの際に受けたインスピレーションを基に制作された2018年のアルバムから。コマドリのさえずりとピアノの競演です。