日本人のフュージョンギタリスト高中正義が1981年に発表した出世作「虹伝説」から。当時の日本人のアルバムとしては非常にあか抜けた作品で、ミュージカルテイストが感じられます。
アルジェリア系フランス人のギタリストPierre Bensusanの2001年のアルバムから。フィンガーピッカー最高峰の名手として知られる彼の実に柔らかな演奏の心地よさに酔ってしまいそうになります。
ベルギーのアンビエント、ネオクラシカルバンドIlluminineの2017年のアルバムから。かなりアブストラクトなギターやピアノの旋律と、美しいアコースティックギターの旋律が重なり素敵な曲になっています。
ベルギーのジャズロックバンドNordmannの2020年のアルバムから。リズムやビート感はもろにジャズ寄りですが、曲の展開などはロック的なものも感じられるという、なかなかに私好みの音でした。
アメリカのジャズギタリストPat Methenyが1999年に発表した映画にインスパイアされたアルバムから。とてもナチュラルな感じのギターの音色が美しい曲に仕上がっています。
アメリカのアコースティック・ギタリストMichael Hedgesの1984年のアルバムから。独特の演奏技術で知られていましたが、1997年に交通事故のため43歳で急逝されました。聴いていただければ分かりますが、あまりにも惜しまれる才能でした。
ブラジルのギタリストFabiano Do Nascimentoの2021年のアルバムから。フォルクローレの香りも漂わせる現代ブラジルギターの最高峰の弾き手が、クラシックギターによる作り出すソリッドな表現に注目です。
国籍の異なる超絶テクニシャン揃いの3人が組んだバンドThe Aristocratsの2011年のデビューアルバムから。とてもクールなインタープレイのバトルが展開される演奏はスリリングです。