今週のSpotify~Discover Weekly~

Caravanserai

日本のシンガーソングライター佐井好子の1977年のサードアルバムから。夢野久作の「ドグラマグラ」にヒントを得た、まさに怪奇幻想の歌絵巻が完璧な世界として展開されています。フォークロックからプログレッシブロックの域にまでを駆け抜けるサウンドに独特の歌が絡み合います。45年前の作品ということに驚きを感じます。

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イギリスのシンセサイザー等の電子楽器類を得意とするミュージシャンThomas Dolby  。1982年のアルバムから、2009年のリマスターバージョンで。浮遊感たっぷりのサウンドです。

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イギリスのギタリスト兼シンガーのPeter Greenが結成したブルース・バンドPeter Green Splinter Groupが1998年にロンドンを代表するジャズハウスの老舗RONNIE SCOTT'Sで録音した名演ライブ盤から。鮮烈なトーンのギターサウンドが耳に突き刺さります。

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フランスのエレクトロニカ、ロック、ラウンジ・ミュージックなどを駆使した洒脱なサウンドが特徴のバンドAirの2001年のアルバムから。未確認飛行物体の浮遊を描いたかのようなサウンドです。

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アメリカのギタリスト、シンガーソングライターTerry Callier(2012年没)の1998年のアルバムから。ソウル、フォーク、ジャズの狭間をブルースと共に独自のスタイルで紡ぎ出す演奏が素晴らしい。

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アメリカのギタリストCarlos Santanaを中心にしたラテンロックバンドSantanaの1972年のアルバムから。当時の私はラテンロックというよりも、プログレ的な聴き方をしていました。それほど画期的な音を聴かせてくれたのです。

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20世紀のブラジル音楽を代表するギター奏者Baden Powellの1966年のアルバムから。流麗でありながら生命力にあふれるギターで、アフロブラジル音楽を独自解釈した楽曲です。

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アルゼンチン・プログレッシブロックのスーパーグループSerúGiránの1981年のアルバムから。静謐なキーボードの音からシンフォニックな展開が美しい曲です。いい意味で南米感がありません。

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