私のオタク遍歴 その19 大学生時代編1

TOMIX Nゲージ 国鉄 C55形 3次形 北海道仕様 2010 鉄道模型 蒸気機関車

その書店との出会いは今から40年以上前の話となります。大学進学のために新潟から上京した私は、小岩に住む伯母の家に下宿することになりました。大学へはJR総武線を利用して通っていたのですが、下宿から小岩駅まで歩いて20分ほどもあり、通学の行き帰りに商店街を散策していたのですが、春が終わり夏が過ぎ秋を迎えることになって、商店街の探訪もほぼ終了し、別の道を通って帰宅してみようということになりました。小岩駅南口を出ると駅前ロータリーから3方向に向けて道が伸びています。いつもは真ん中の昭和通りを通って帰っていましたが、その日は右手のフラワーロードを通ることにしました。昭和通りは昔ながらの商店街でしたが、フラワーロードは車道と歩道が区別され、歩道はアーケードになっていて傘いらずでした。全体的に新しめのお店が多く転倒も明るさが目立ちました。フラワーロードは進行方向に向かって左側に湾曲しており、フラワーロードが終了し千葉会堂と直角に交わるころには、昭和通りとそれほど離れずに平行になっていたのです。千葉街道を越えると住宅街に入りますが、しばらく歩くと右側に模型店がありました。マップなどで確認すると現在はその場所に店が存在しませんし、店名も忘れてしまいましたので検索することもできませんが、鉄道模型に特化していた店で、店を除くだけで楽しかったという記憶があります。その模型店を過ぎてしばらく歩き、下宿していた叔母の家の近くになると集合住宅が増えてきて、ビルの1階に店が入っているエリアがありました。その一角に近く新規開店する書店のシャッターがありました。この書店との出会いが私の大学生活4年間と大きく関わってくることになるのですが、その話はまた次回に。