元Genesisの創設メンバーで、イギリスのギタリストAnthony Phillipsの最新アルバムはなんと今年4枚目。編集ものが多いとは言え、ちょっと多すぎな印象。エフェクターのかかったアコースティックギターの音が堪能できます。
イギリスのPorcupine TreeのSteven Wilsonが別ユニットとして結成したNo-Manのヴォーカル兼ソングライターTim Bownessの最新シングルから。いかにもシンガーソングライターという甘いヴォーカルが魅力的です。
1970年代のプログレッシブロックを継承する1980年代のスタイル「ネオ・プログレッシブロック」の代表格として、長きにわたり活動しているのがイギリスのMarillionですが、毎年恒例のファン・コンべンション“Marillion Weekend”の'23年度公演として、オランダ:Port Zelandeにて3月17~19日にかけて3夜連続で開催されたライブより、'22年作『AN HOUR BEFORE IT'S DARK』を完全再現した2日目の公演の模様を収録したライブアルバムから2曲目。もはや大物感あふれるライブです。
フランスのシンフォニックメタル/パワーメタルバンドFairylandの最新シングルです。宗悦メンバーで中心人物でもあったPhilippe Giordanaが一昨年10月、44歳で早逝してしまいましたが、他のメンバーにより活動が再開されました。
ドイツの9人組メディエヴァル・フォーク・メタル・バンドSaltatio Mortisの最新アルバムから2曲目。民俗色がかなり濃厚で、まさしくトラッドフォークといった印象です。
ノルウェーの4人組のメランコリックフォークバンドKalandraの最新シングル。フォークらしく始まったと思ったら、徐々に北欧らしく様々なジャンルがミックスされていく感じです。
ノルウェーのモダン・プログレッシヴメタルバンドLeprousの最新シングルより。ポストロック的な要素が強く、ヴォーカルもそちら寄り。いかにも北欧っていう感じが強くします。
デンマークのインストルメンタルサイケロック/ストーナーロックバンドCausa Suiの最新アルバムから。レトロ&ダウナーなフレーズが連発されて郷愁を感じさせるサウンドがユニークな印象です。
モンゴルのロックバンドThe Huは、モリンホールやホーミーなどモンゴルの伝統音楽の楽器や歌唱法を取り入れているのが特徴で、最新ライブアルバムはイギリスのグラストンベリーで開催されたライブからのもので、4曲目も重厚感とホーミー唱法がオリジナル感を際立たせていますが、デスヴォイス調になるのは残念。