漫画原稿流出事件

 「創」9月号および「新文化」8月7日号が発行されたとのこと。
新潟では「創」は明日発行ですし、「新文化」は今のところ手に入らない状況なので、渡辺先生の日記に掲載された内容のみについて触れてみます。
新文化」では、まんだらけの古川社長にインタビューしていて、

>「西池(正幸)さんから5、6回に渡って原稿が持ち込まれたが、さくら出版が倒産していたことを知らなかった」と出版社が持ち込むのは通常にあることで、善意の第3者を主張。そのうえ、「マンガ家」に(原稿管理で)なんの落ち度もないのなら配慮するが、怠慢でそうなった場合こちらも商売している以上、たまらない」と、手厳しく言う。

と、原稿を持ち込んだのが、さくら出版の西池社長であることが明らかになりました。
たしかTBSのインタビューでは、

>「持ち込んだ方は1人の男性でして、去年の11月から5月までバラバラに持ち込まれているる。弘兼さんの場合はかなり大量に2回ぐらいか3回ぐらいに分けて持ち込まれました。渡辺さんのは5月、一番最近ですね」
生原稿を持ち込んだのは、いずれも40代の同じ男性で「いろんな編集者から集めたものだ」と言って売り込んできたというのです。

と答えていました。
すると、さくら出版の社長である西池氏が、さくら出版の名入りの袋に入った原稿の束を、5・6回に分けてまんだらけに持ち込んだというのが事実なわけですね。
さらに、その原稿は「さくら出版」の社長が「さくら出版」の名入りの袋に入った原稿を、なぜか色々な編集者から集めたものだという言葉を、善意の第三者である古川社長が信じて買取ったというわけですね。

ということで、古川社長はまんだらけが善意の第三者であると宣言されましたので、一昨日の日記に書いた冗談が、冗談でなく通用すると思いますので、どなたか守る会のチラシを持ってまんだらけへ行きませんか。
善意の第三者を演じるならば、喜んでチラシを店に置いてもらえると思うのですが。
もし駄目だと言うならば、その理由をお聞かせ願って、その内容を公開していただけるとありがたい。
私が東京に住んでいたら自分で試してみるのですが・・・。