鹿島アントラーズ 2−2 アルビレックス新潟

歴戦の王者アントラーズに胸を借りる一戦。
開始早々のフェルナンドのゴール、30分に左サイドを突破した小笠原に入れられたクロスを、オーバーラップしてきた石川にきれいに決められるなど、前半で早くも2失点。
さらに後半開始早々、DFの判断ミスから深井に飛び込まれてゴールを揺らされますが、これが運の良いことにオフサイドの判定。
ここから流れがアルビに変わり、先日の柏戦と同様に野澤のゴールキックを上野が相手DFと争い、こぼれたボールに反応したエジミウソンがDFをかわしてつま先でシュートし、1点を返します。
それにしてもエジミウソンはバランス・コントロールに長けていて多少のことでは倒れないのが素晴らしい。
そして、後半22分。
今度はエジミウソンのスルーパスを、ライン裏へ抜け出した上野がGKの股を抜くシュートを決めて遂に同点です。
その後も押し気味に試合を進めますが、決勝点を挙げることはできずに笛が鳴りました。
試合は引き分けまででしたが、エジミウソンの3試合連続ゴールと上野の今期初ゴールは共に素晴らしいものでした。
惜しかったのは10回もあったコーナーキックでしょう。
特に上野のヘディングは最高だっただけに、強運ともいえる鹿島DFのクリアは残念でした。
今度はセットプレイでの得点を見たいものです。
大活躍だったエジミウソンイエローカードを1枚貰い、累積3枚で次節の市原戦は出場停止ですが、後半に相手との接触プレイで足を痛めてファビーニョと交代してしまいました。
たいしたケガでなければよいのですが、次節はゆっくりと休んでもらいましょう。