アルビレックス新潟 3−3 大分トリニータ

試合開始からの10分間は最高でした。開始25秒のファビーニョのヘディングシュート、7分の松下のミドルシュートでの2得点は大分にプレッシャーをかけ試合を支配した最高の展開での得点でした。その後最初のパニック状態から立ち直った大分が徐々に攻勢に出て、海本のクリアミスを梅崎に決められると、前半ロスタイムには高松に同点ゴールを決められてしまいます。後半の立ち上がりは大分ペース。その後は互いに攻め合う形になりますが、少々パス回しでのミスが目立ちます。そして高松に今日2点目を決められて逆転を許すと、中盤でのプレスがかからなくなりDFが下がり気味になりますが、これをファビーニョ鈴木慎吾の絶妙な連携プレイでの同点弾が救います。それにしても大分戦のファビーニョは凄い。後半も半分を過ぎると疲れからか両チームにミスが多くなり、攻守の切り替わりが激しくなってきます。結局それぞれチャンスはあるものの得点することが出来ず、アルビにとっては大変悔しい引き分けとなりました。
正直負けなくて良かったという印象ですが、アルビには今日の前半10分間の動きを出来るだけ長く続けられるよう努力してもらいたいものです。それが出来れば確実に勝利は手元にやってくると思います。