漫画原稿を守る会跡地

すがや先生のblogが立て続けに更新されています。
今回は漫画原稿そのものについて2回に分けて書かれていましたが、守る会の賛同者達は皆「漫画原稿を守る会」の「漫画原稿を守る」という言葉の意味について、さくら出版がらみの原稿だけでなく、漫画家が今後も描きつづけていく全ての漫画原稿を守ることと捉えていたように思われます。唯一当事者の漫画家たちだけがさくら出版がらみの原稿と、その他の原稿を分けて考えていたというか、さくら出版がらみの原稿だけでも膨大な量に及ぶため、返却(一部が)されてからというものは、その原稿の処理(チェック、作者への連絡・返却)に忙殺されて、一般的な漫画原稿の所有権についての活動が具体化しなかったのが残念でした。
しかも、結局は所有権そのものが明確化されない限り、さくら出版によって流出してしまった原稿についてですら、漫画家が被害届を出すこともできないという状況は1年前と何も変わってないのです。
一部では守る会の後を継ぐ組織について話されているようですが、少なくとも目的と組織と活動内容を明確に提示できるようになってから口に出した方が良いと思います。
身内だけで引き篭って活動するつもりであれば勝手にどうぞということになってしまいますけれど・・・。