漫画原稿を守る会跡地

一昨日の渡辺先生勝訴の判決により事件は一区切りついたわけですが、悲しいことに事件発覚当時に事件を取り上げていたサイトのほとんどが沈黙を守っています。事件の発端に関心を持ち自身のサイトや日記にとり上げたのなら、せめて結果ぐらいには触れてもらいたいものです。
すがや先生の日記(8月27日)でも触れられていますが、
http://www.m-sugaya.com/nikki/index.htm

それよりも何よりも、今回の事件で被害を受けたマンガ家の多くは、出版業界やマンガ家の諸権利について疎すぎたのではないか。ともあれ、ぼくはもう、この件について関わるつもりはない。

に当時のすがや先生の苦労と、ある意味での強い絶望感が現れているように感じます。
すがや先生の苦労を考えれば当然のことかもしれませんが、事件を脇から見つづけてきたものとしては少しばかりの寂しさを感じてしまいます。