名古屋グランパス 3−1 アルビレックス新潟

アウェイの試合では借りてきた猫状態のアルビ。試合全体を見ていないので細かい感想をアップできるわけではありませんが、決定力不足だったのは最近の試合同様のようで、得点も名古屋ヨンセンオウンゴールによるもの。
ただ、掲示板やブログで悲観論を叫ぶサポーターの皆さんは勘違いしているのではないでしょうか。書斎派サポーターである私の見方が間違っているかもしれませんが、アルビが目標とした7位はベストのゴールであったはず。エジミウソンがケガで離脱した段階で目標順位は二つ三つ下がったものと考えるべきです。また鈴木監督の選手起用について、選手を固定し過ぎなので若い選手をもっと使うべきとの声もありますが、鈴木監督は十分に若い選手を登用して1年を掛けて育てようという意志があるように感じます。今年のスタートが若手の育成という目標を持ってスタートしたものであるかぎり、途中で現実路線に切り替えて当座の勝利だけを求めるのであれば、若手の育成は来年改めてスタートしなければなりません。また、別の若手を試すという考えもありますが、現在育成しようとしている若手選手を投げ出してしまうようなことでは、次の若手の育成など到底無理な話だと思うのは私だけでしょうか。現在は負けが込んでいますが、今年のアルビの試合展開は十分に将来性を感じさせ、楽しませてくれるものでした。それは殆んどの負け試合においても同様です。今年は降格しなければそれで良しという覚悟を決めて、アルビレックス新潟というチーム自体が脱皮しようとして苦しむ姿に付き合っていってもよいのではないでしょうか。中野、北野は言うまでもなく、矢野はあとひとつ切っ掛けがあれば爆発してくれるでしょうし、右サイドでの三田は間違いなく成長を見せてくれていました。本間も十分可能性をうかがわせるプレーを随所に見せてくれています。楽しみはこれからですよ。