のだめカンタービレ 第9話

のだめ(上野樹里)に催眠術を掛けられた千秋(玉木宏)は試しにということで、龍太郎(瑛太)に同乗してもらって札幌便に乗る羽目になるり、怖がり方は尋常ではなかったものの無事に飛行機に乗るというハードルをクリアします。のだめは千秋がヨーロッパに渡ることになるであろうことを予測し、自分もコンクールで優勝して賞金と留学の援助を獲得することを目指して江藤(豊原功補)の家に合宿することになるのですが、おかげでやっとのだめのピアノがたっぷり聴けたのはラッキー。江藤の妻役で陳釜さん!ではなく白石美帆が出演したのには笑ってしまいました。もちろん狙ったキャスティングですよね。
ライジングスターオーケストラの再演に向けて狂騒するメンバー達。一方で再来日したシュトレーゼマン(竹中直人)から自分と一緒にヨーロッパに来るようにと誘われた千秋は迷いますが、のだめに正論で気合を入れられてしまいます。それにしても正論を吐く時ののだめの九州弁は格好良くて力強いものがあります。千秋はヨーロッパ行きを決意しますが、それを追おうとするのだめはコンクールで・・・。クラシックの演奏に感情があるということを一般の人に分かり易く聴かせてくれましたね。作曲者によって楽譜で指定された曲が、指揮者によって、演奏者によって千変万化するクラシックの面白さを多くの人に知ってもらえるとよいのですが。
のだめカンタービレ(9) (KC KISS)