のだめカンタービレ 最終回(昨夜放送分)

コンテストで優勝することが出来ず傷心のまま九州の実家へ帰ってしまったのだめ(上野樹里)。千秋(玉木宏)は龍之介(瑛太)や清良(水川あさみ)達の計らいで、九州までのだめを迎えに行く羽目になります。そこで千秋が見たものはのだめをのだめとして育んだ彼女の家族の姿でした。千秋の説得にのだめはフランス留学への挑戦を決意して東京に戻ることになります。
R☆Sオーケストラのクリスマスコンサートはもっとたっぷり聴かせてほしかったですね。清良のヴァイオリン演奏の演技、特に指の動きは見事でした。千秋のセリフ通り「楽しい音楽の時間」でした。音の余韻、セリフの余韻、そしてドラマの余韻が暖かく私の心と体を包んでいます。
さて、このドラマは漫画を原作とし、かなり原作に忠実に作られていますが、原作を離れて見たとしても十分以上に楽しめる作りになっていたのが素晴らしいのではないでしょうか。ドラマはクリスマスコンサートとともに幕となりましたが、原作では日本を離れた千秋とのだめの話が続いています。海外ロケとなると製作費や出演者のスケジュール調整など大変でしょうが、是非スペシャルでもいいので続編の制作を期待したいものです。
のだめカンタービレ(10) (KC KISS)