今シーズンの初戦はアウェイでセレッソ大阪と対戦ということで、ＮＨＫのテレビ中継で観戦でした。滑り出しはセレッソがややボールを支配しますが、アルビも新ＣＢのキム・クナンの高さが有効。徐々にアルビも攻勢を見せます。
13分過ぎに田中達也が貰ったファウルからＦＫ、ＣＫと続いたチャンスは残念ながら生かせず。その後、セレッソもＣＫのチャンスを得ますがこちらも不発。さらにカウンターからセレッソに決定的なシュートを受けますが上手くディフェンスが入りました。
ゴール前の混戦からの田中達也の技ありシュートはセレッソＧＫが好セーブ。その後もセレッソゴール前でアルビが危険なシーンを演出しますが、なかなかゴールは生まれません。新外国人のレオ・シルバは攻守に活躍を見せます。ブルーノ・ロペスはＧＫを躱してのシュートは残念ながら枠を捉えず、昨年の嫌な記憶を呼び起こさせます。それでも厚みのある攻撃は期待感を持たせてくれるもの。そのまま前半が終了。
後半のアルビはメンバー変更なくスタート。セレッソは山口をブランコに代えてきました。開始早々にキム・ジンスの良いシュートがありましたが、枠をわずかばかり逸れてしまいました。三門の攻め上がりからのシュートもバーの上。すぐさまセレッソが逆襲に転じてシンプリシオがシュートもＧＫ正面。そして成岡、田中達也のヘディング連発もゴールに至りません。残念ですが分厚い攻撃で、チャンスは次々に生まれていますので期待感の方が強い。セレッソはエジノに代えて杉本、アルビは田中達也に代えて岡本を投入。ゴール前で崩して亜土夢がシュートも枠の外。そうやってチャンスをつぶしているうちに、セレッソが大チャンスを迎え南野のシュートがバーを弾きます。その後アルビは成岡に代えて菊地を、セレッソは横山に代えて扇原を投入。ＣＫからキム・クナンのヘディングは惜しくも枠を外してしまいます。そして遂に後半43分過ぎに均衡が崩れます。先制したのはセレッソの柿谷でした。痛過ぎる時間帯の失点にアルビは川又を投入して攻めに出ますが、最後の猛攻も功を奏せず初戦は黒星となりました。
勝ち点を挙げられなかったのは大変残念ですが、チームが昨年とは別物に変わったことは感じられました。結果が伴えば最高だったのですがね。
